骨董品ハンディ無線機FT-728の底面電源供給のために型取りしてみよう

先日、バイクに搭載するARPSエンコーダハンディ無線機FT-728の組み合わせで、APRSパケットが正常に送信されるところまで作業と確認ができました。

https://…/2018/09/20/ 会社帰りの秋葉原・以前購入したTinyTRAK3Plusの接続作業を再開してみました

続いては、バイクのシート下にスマートに収納する方法・・・・なのですが、すでにもう満席状態
純正のETC車載器が、贅沢に中央に鎮座しているので、それをシフトして場所を作るとして、追加搭載する無線機もコンパクトにする必要があります。


本体サイズどうこうよりも、コネクタの処理がサイズに与える影響がでかい・・・・

f:id:vfr750f2:20180925212548j:plain
・【使いまわし写真】FT-728のDCプラグは横から指す形式

上面は避けることが出来ない大きなアンテナ端子があり、それに並行してマイク端子、スピーカー端子なので上手く逃がせるのですが、独立していて厄介なのがDC電源コネクタ


このDCコネクタを回避するためには・・・・

f:id:vfr750f2:20180926151643j:plain
・FTM-728の底面 電池パックの取り付けが前提の形状

底面の電池パック取り付け部分にある端子から電源供給するしか無い。メーカー純正の電源供給キット(型番:PA-6)も、電圧を13.8Vに調節した上でここから電源供給するようになっていました。


私もココから電源供給するのが良さそうなのですが、端子をどうやって設けるのかが非常に難しい。純正の電池パックはこんな形。

f:id:vfr750f2:20180926151644j:plain
・電池パックの形状

純正品がまだ手に入るのであれば、一つ壊してしまうのも手ですが、相当昔の製品なので、新規入手不可能
さてどうするか・・・・


以前、ポイントか何かが溜まってしまい、とりあえず買うだけ買ってお蔵入りしていた『型取くん』を投入する場面が来たか!

f:id:vfr750f2:20180926151645j:plain
・型取くん

プラスチックと同化して強固に固まる『プラリペア』のメーカーが、その使用範囲を拡大するためのツールとして売りだしている『型取くん』。
これで型を取り、プラリペアを流し込むことによりコピー品を作れるという仕組み。

https://…/2009/10/12/ プラスチック工芸!(?)
https://…/2011/08/15/ たーさまプラスチック工芸

型取くんは、常温だと硬いのですが、温めると粘土のようになる性質。

f:id:vfr750f2:20180926151646j:plain
・熱湯で温める

なので熱湯につけて3分


ネロネロになるので、よくこねて空気を抜きます。

f:id:vfr750f2:20180926151647j:plain
・粘土のようになる

そしてそれを型取りしたい部分に密着!


爪の裏側にも入り込むように何入に押し込み・・・・

f:id:vfr750f2:20180926151648j:plain
・電池パックに密着させて冷えるまで待つ

そのまま常温になるまで放置


そして剥がしてみると・・・・

f:id:vfr750f2:20180926151649j:plain
・惜しい・・・・爪の部分が密着していなかったか

惜しい。肝心な爪の部分が一部失敗している!


がしかし、型取くんは、再び温めれば何度でも使用可能
だいたいコツが分かってきたので、再チャレンジしよう・・・・後日。(これが悪い癖で、1年後になったりする予感。)

https://…/2018/10/06/ FT-728底面電源供給のための、電池パック形状コピー @ プラリペア&型取くん