梅雨が来る前に・・・・とんかつツー→失敗・次点とろろツー→失敗

なんだか九州地方南部も梅雨入りし、東京地方も週間天気予報だと曇りマークがズラーっと並び、走るなら今のうち!と教えてくれているよう。


よしっ!走りにいこう!
しかし・・・・どこへ? 最近とんかつにハマっていて、とんかつツーに行きたいと言っていたなぁ。
走って面白い方面で、とんかつ屋・・・・


なになに、赤城山方面に上州豚が食べられる『上州沼田とんかつ街道』なるとんかつ屋が密集したゾーンがあるではないか。
よしっ!こっち方面に行ってみよう。


朝の関越道。特に渋滞もしていない。

・関越道 埼玉・群馬県境  ガラガラ過ぎて気持ち良い

二輪車定額の『ツーリングプラン』を使うかどうかを悩んだのですが、関越道が絡むプランは・・・・関越道~東北道を包括するプランは無いし、関越道~上信越道~中央道を包括するプランは2日¥4,000円だし、範囲が前橋ICまでなので、赤城方面には足りていない。
全然ダメじゃん!


普通にETC休日割引30%のほうがお得だわ(泣)


途中の上里SAでガソリンを入れないとな・・・・
と思っていたのに、ボーッとしていてピットイン失念! このミスが今日のツーリングがガタガタになるという引き金になるとは。

・見えたっ! 真正面に赤城山!

赤城山方面にくるのも久しぶりだなぁ。
関越道からも、赤城山がはっきりと見えてきましたよ~。


赤城ICから下道スイッチ

・赤城西麓広域農道・・・・朝の澄んだ空気が素晴らしい

赤城西麓広域農道を走って赤城山に上り・・・・あれっ、ガソリンがない(泣) さっき給油できなかったのがここで響くかぁぁぁぁ~


この辺りでデカい街は、沼田市街か・・・・
まだ朝だというのに、沼田市街・・・・とんかつ街道に向かわねばならぬ事態に。さすがにこの時間では早すぎるな。


しかも、この赤城西麓広域農道や利根沼田望郷ラインは、本日マラソン大会開催のために9時から午前中は通行止め予告となっていて、思い通りに走れない可能性大!

・通行止め予告  赤城西麓広域農道&利根沼田望郷ライン

だめだ~!この辺りを徘徊しつつ時間調整してトンカツを狙おうかと思っていたのですが、とんかつを捨てて緊急脱出!
このまま日光方面に行こう!


あぁトンカツ街道(泣)
"勝つ"が食べられないということは・・・・"負け"か。

・確かにとんかつ屋が多いゾ~ @ 上州沼田とんかつ街道

まぁ、トンカツはまた別の機会にしよう。


まだ朝8時前なので、とても空いていて快適路
朝早く行動すると、コレが気持ち良いのよね

・R120 日本ロマンチック街道

爽やかな新緑の中を駆け抜ける・・・・快感♪


空気もシャキっと寒いぐらい気温15℃でこの先標高は更に上がるのでもっと寒くなる・・・・この手を使うか。

・朝はかっぱを着て走る・・・・

昼は暑くなる事がわかっているので、メッシュジャケットでの参上。さすがにこれでは朝は歯がたたないので、計画的にカッパで凌ぐ・・・・
温度的には、冬ツーリングの日中ぐらいだもの。そりゃ~メッシュじゃあ・・・・(ry


なんか、もっとガンガン登って来ないと到達しない気がしていた、金精道路・金精トンネルH=1,840m/気温13℃。
キャブ車でこの標高まで来ると、エンジンが苦しくなってくるのですが、インジェクション車だとなんの苦労も感じないというのも一因かしら?

・トンネル界の標高日本一! R120 金精トンネル

まだ400ccに乗っていた頃は有料道路金精道路』で、いつも料金を嫌ってUターンしてしまっていた・・・・今思えばもったいなかったなぁ~。金払ってでも有料時代を楽しんでおくべきだった・・・・


現地にはなんの表記もありませんが、日本国道標高第三位(一位=R292渋峠。二位=R299麦草峠。)だし、トンネルとしては標高日本一!の隠れた名所(?)です。
金精』の名はは地名『金精峠』から名付けられた・・・・ぐらいまでしか知らなかったのですが、金精峠の名はその場所に建つ『金精神社』から。その神社は・・・・なんとエロ系かよっっ! そう考えると、なんだか凄い名前の道路な気がしてきた(笑)


奥日光・中禅寺湖付近まで来たものの・・・・この辺りでとんかつ屋は・・・・ていうか、まだ時間が早すぎるな。
奥鬼怒林道を使って奥鬼怒温泉方面に回り道してみよう。

・奥鬼怒林道 川俣まで、21kmのラビリンス♪

山王峠越え(H=1,730m)の林道。コレでもかと低速タイトコーナーが続く道


久しぶりのハードくねくね♪♪♪♪
大好物!

・青空がとても美しい・・・・ @ 奥鬼怒林道

2014年ツーリングマップル関東では、オススメ道路に指定されていますが、ほんのちょっと路面は荒れ気味。


辺りは全くと言ってよいほど人影がなく、民家なども一切無い。

・クネクネがとても楽しい @ 奥鬼怒林道

有るのは山と青空、そしてタイトコーナー


こんなミニサイズのトンネルがあり、『警笛鳴らせ』もガンガン鳴らしても誰にも迷惑がかからない・・・・
カーブの先にも同様なトンネルが有り、自動車だと通過にちょっと緊張する区間。

・ミニサイズなトンネル @ 奥鬼怒林道

大型バイクでもここで向こうから自動車が来てしまうと、退行が大変だわ。警笛鳴らそう。


林道の終点、川俣まで来ると突然広がる温泉街。奥鬼怒温泉郷。川沿いに露天風呂もあってとても良い感じ・・・・というかこの橋から覗き放題(爆)

・奥鬼怒温泉郷

すげぇところにあるなぁ。林道以外にアプローチ県道が一本あるのですが、こちらも何もないところを走って来ないとダメ。

 →業務連絡!秘境ツー推薦地入りです。 

この県道も昔はそれなりにハードでしたが、今日走ったらだいぶ区間改良されていて、良い感じになっているけれど、近くにコンビニや商店のたぐいは一切ない、機動力を失うと脱出不能なゾーン(恐)


奥鬼怒温泉郷を俯瞰するこの橋は・・・・鬼怒川に架かる『噴泉橋』。

・噴泉橋

この名前からピンときて、下を覗き込んだら・・・・


おっ!

・温泉が噴き出している~

ちょうどタイミングが良かったみたいで温泉吐出の真っ最中。しばらくしたら引っ込んでしまった間欠泉。もっと間近で見られる展望台もあるようでしたが、気がついたときに時既に遅く、次に吹き出すのがいつなのかもわからない・・・・


川俣湖に架かる、川俣大橋
この無骨な吊橋につい足を止めてしまった・・・・

・県23 川俣大橋

アンカレイジから伸びる細いケーブル。それが主塔で束ねられて1本の太いケーブルとなり、特に樹脂等で保護していないのでその様子がよく分かる構造で主塔間を渡り、橋桁を支えていますね。


ここから日光市街方面に針路を戻すのもありだけれど、ココまで来るのも滅多にないから、もう一回り、回り道をしてみるかい?

・県249 通行止め!?

出たよ・・・・通行止めラビリンス
こういう看板って、路線番号で書いてくれないかしら?道路名で書かれても、地図には載っていないので、地の利のない人にとってはどこが通れないのかまったく分からない!


ええぃ、どこまで行けるのか分からないけれど勝負!

・いい感じじゃないですか @ 県249

意外にも良い感じの道。標高も高いので涼しいし、こりゃ~いいわ~


途中には集落もあり、その付近ではこんな高原の風景も。

・こんな気持が良い区間も @ 県249

しかし・・・・走りやすかったのはこの集落が有ったからか。この先は途端にグレードダウン


低速タイト&路面チープが連続する道。展望は効きませんが、バイクで走る楽しさがある・・・・

・グレードダウン区間に入るところで、再度警告

う~む、ここまでは来れたけれども、この先がダメなのか? これをUターンで来た道を戻るのは寂しいぞ。


おっと・・・・そういうことか。

・分岐路の先が通行止め

私が行きたい湯西川方面は通れるみたいで、分岐の先は・・・・福島県の檜枝岐に向かう道が冬季通行止めですって。
そうか~、ここから尾瀬の反対側の檜枝岐に回り込める道があったんだな。ここも走ったら楽しそうだ・・・・よしよしメモメモ。


今日は素直に湯西川へ。

・狭いけれど、道そのものはしっかりしている @ 県249

線形こそ林道っぽいですが、さすが県道。法面工事とかがしっかりと行われていて、がけ崩れの心配はない。


延々とクネクネ・・・・そろそろ腰に来そうな頃、湯西川温泉街と、ダム湖となるために代替えで作られた区間に入り、今風のとても走りやすい道に。

・湯西川湖/湯西川ダムのために作られたと思われる、代替快走区間

グレードの落差が激しすぎる・・・・ちょうど温泉客の往来がある区間だから、この綺麗な道は観光という面でもちょうど良いのかも。
この道がないとハードな林道チックな道を延々と走らないと温泉に行けないものなぁ・・・・


ふ~、ようやく人が集まるゾーン『道の駅 湯西川』。

・道の駅 湯西川

ここでかっぱを脱ぎ、暖かさがありがたく思える感じ。
そして朝5時台に食事をしたので、さっきから腹が減ってしまって仕方がない


トンカツは諦めて、ここで食べないと、この先も当てずっぽうで走っていくので、いつ食事にありつけるか分かったものじゃない!


道の駅の食堂は10時半開店。まだ開店したての時間帯にさっそくトライし、悩んだ末に手打ちそばトロロバージョン!をオーダー。

・冷やしとろろそば

むっ!さすが手打ち!だし、冷やしのためキュッと締まった蕎麦がなんとも美味い
まぁトロロは明らかに業務用チューブタイプを盛り付けました感があったけれど、味は食べちゃえば一緒だし~(笑)


あと、追加でオーダーしたのが、ここの名物なのか『鹿肉コロッケ』200円。こちらは非常に残念で、メンチカツみたいなタイプを勝手に想像していたのですが、実際はほとんどじゃがいもオンリーで、鹿肉はどこ?状態(泣)


食後はデザートにソフトクリーム。栃木県らしく、名物のいちご推し♪

・いちごミックスソフト

バニラ部分はなめらかソフトクリームですが、いちご部分はシャーベットだな・・・・


ソフトクリームを食べながら、道の駅を探索していると・・・・温泉施設!この道の駅、意外と充実しているゾ!

・温泉施設がビルトイン

さすがにまだ11時前なので入りませんでしたが料金もワンコインと非常に良心的。


更に進むと・・・・これは水陸両用車?

・水陸両用車

なんでも目の前のダム湖にこれで突撃するツアーをやっているらしい。


目の前のダム湖?

・ダム湖に架かる橋

むっ、湖に架かるトラス橋!? 奥の自動車が行き交う橋とは趣向が違う・・・・ひょっとして・・・・鉄道?


本当に鉄道だった! 道の駅は、実は『湯西川温泉駅』。

・野岩鉄道 湯西川温泉駅

えっ?、駅と言っても駅舎しか無いなぁ・・・・橋との位置関係をみると、どうやら地下トンネルに駅があるのか?
うわっ、見てみたい~・・・・と、入場券を買うべきか長考10分、入りませんでした。今考えるとちょっと惜しい気もしますが(泣)


なにここ?JR・・・・ではなさそうだし、東武線? なになに『のいわ鉄道』? ずいぶんと自然に溶け込んだ名前だなぁ・・・・って違うみたい。『やがん鉄道』ですって。凄いワイルドな名前! 北は会津若松、南は浅草まで私鉄線路を直通ですって。 ここも面白そうだなぁ。乗ってみたい~


さぁ、さすがに回り道をしすぎたので、日光方面に針路を戻そう。この辺り、鬼怒川支流も含めてダム開発だらけ。おかげで道路がアップグレードされて意外と快適。

・ダム湖によって走りやすい道

さぁ、一旦標高を落としてしまったけれど、再び山に登るぞー! 霧降高原だぞー!


霧降高原といえばここ、大笹牧場。ただちアプローチ可能な3本のうち、マイナーな北側からの人々は少ないようで、ここまでほとんどライダーとも遭遇しない快適な旅でしたが・・・・

・大笹牧場が見えてきました!

ここはどうしても寄っちゃうでしょ(笑)


ぶほっっっ!

・バイクが多すぎ・・・・コレでも一部分ですのよ

いきなり観光地モード全開!
バイクが多すぎでしょ!高速のSAPAよりも断然多い(笑)


ついさっきゴハンを食べてしまったことを大変悔やみます・・・・_| ̄|○
仕方がないので、ソフトクリームぐらいは味わっておこう。というか、こういう観光地でのピークタイムにソロだとレストランって辛いのよね。

・ここでも再び ソフトクリーム  むむっ!背景の雲が気になる!

う~む、立て続けに食べているから違いがよくわかっちゃいますが、ちょっと薄い・・・・なんだか水っぽくて、そして甘さが強烈なので人工的感が半端ない!


気持ちが良い高原区間。

・県169 霧降高原

大笹牧場から眺めたら、怪しい雲がかかっていましたが、この先は曇り空を駆け抜けることに。
途中、バイクが一台転けていました・・・・ご安全に!


どうしても日光市街という超一級観光地を通過せねばならず、渋滞一キロ。頭はどうやら観光名所の一つ、神橋の交差点。

・日光市街 神橋渋滞(泣)

肝心の神橋写真を撮ろうかと思ったら、対向にパトカーが居るものですから、残念。


ここから『いろは坂』か?実はあまりバイクで通ったことがない"いろは坂"なので、今日走っちゃう?往復で?
・・・・とも思いましたが、あまり乗り気にならず、帰路まっしぐら。
国道122号日足トンネル巨大な換気設備がそびえ立つトンネルに、建設時期と規模が想像できるぞ!

・R122 日足トンネル

JH日本坂トンネルとか、JH恵那山トンネル、(国道)笹子トンネルもそうだったな。高度成長期に建設された長大トンネルに多かった構造。


やはり坑内は、上半分の換気風洞を取り壊した跡が!

・R122 日足トンネル内部は・・・・あっ! 横流換気式の跡が。

日光と、銅の算出で有名な足尾の街を結ぶから、『日足』か・・・・。


そんなわけなので、トンネルを抜けると、そこは足尾の小さな街。
ここから産出される銅の製錬品を運ぶために、鉄道が敷設されたのでしょう。

・わ鐵 間藤駅

そんな賑わいも今は昔。民鉄→国鉄→JR→三セクとお決まりの経緯を経てきた、わたらせ渓谷鐵道
終着の間藤駅も、すっかり寂れきっている・・・・というか、銅関連施設を結ぶために鉄道を作り、駅はおまけなので、こんな中途半端な何もない場所が終着駅になったのね。


間藤駅は無人駅。本当にひっそりとしていて何もない。駅前もただの道でロータリー的な広場もない

・さすがに電車は居ない・・・・どころか、周囲に誰も居ない

う~む・・・・。


ひっそりとした駅舎には、理解に苦しむ掲示

・駅貼りポスター  蜂の巣!?

蜂の巣を置いていく人が居るのですかっ!!(笑)
田舎に秘める習慣がすごいな・・・・燃えるゴミで回収してくれないのかしら????


駅に有った周辺の観光案内によると、この先にもかつて鉄道が通じていて、そして駅の遺構もありそうな雰囲気。

・観光案内図  廃線区間ですって

よしっ、行ってみよう~


むむっ!いきなり廃踏切が有るではないかっ!!

・踏切

道路上にレールこそ無いものの、それ以外はそのまんま残っている!


橋も残っている!

・渡良瀬川に架かる橋

旅客営業は間藤駅までで、この区間は貨物営業のみだった区間なので、所有者が異なるのかしら?
はたまた、わ鐵所有だけれども、撤去費用が無い・・・・とか。


私も別の橋で対岸に渡ると、でたぁ~隧道!

・隧道

ほぼそのまま残っている・・・・
ウィキペディアによれば、1987年に貨物輸送が休止され、1989年には廃止。1998年には免許失効ですって。
廃止からは約30年か・・・・30年も手を加えずにそのままというのが凄い!


更に進むと製錬工場跡

・製錬工場と古河橋。奥のプレートガーター橋が廃線跡 工場が足尾本山(貨物)駅

安全のための真新しい緑十字の旗がなびいているので、管理はされているのでしょうが、かなりレトロな工場
現行の古河橋の脇に架かるトラス橋は、鉄骨と木材を組み合わせて作られたもので、現存するものでは日本最古の道路鉄橋! がしかし、老朽化のため通行止め。


巨大な煙突(写っていない)にタンク類。崩壊寸前の工場建屋・・・・

・足尾本山製錬工場 今も残るはげ山は、製錬の際の有害な亜硫酸ガスによるもの

当初はそのまま排出していた亜硫酸ガスが、後期ではガスを脱硫すると副産物で硫酸が出来るので、それを3器の硫酸タンクに貯めていて、出荷していたとか。
その他、製錬された銅を積み込んで出荷していたのでしょう。


工場の対岸には、レンガ造りの壁が一定間隔で続く・・・・これは防火壁ですって。

・レンガ造りの防火壁

この辺りは鉱山関係者の社宅だったそう。
なるほど、これら関係者のための間藤駅だったのね。


一通り街を見て回ったので、袋小路な足尾本山地区から脱出するか。再び間藤駅前を通過する・・・・と、人(おじさん)が数人ベンチに!
何か有る!と急停車すると・・・・

・普通列車

わ鐵の特徴である"あかがね色"の普通列車が来ているじゃん。さっきのオジサンは、きっとわ鐵乗りつぶしの人々だな(笑)
確かに、汽車で来ると、汽車で戻るしか足がないからなあ。


そのままわ鐵沿いをトレースすると、これまたホーロー看板なのか、懐かしい足尾駅

・足尾駅

木造駅舎が今も現役。丸ポストも雰囲気にピッタリマッチ。


とりあえず駅舎とバイクの撮影をした後に、駅のホームに向かってみると・・・・

・トロッコわたらせ渓谷号

トロッコわたらせ渓谷号だぁ~
しかも駅員さんがホームに居て、いろいろ解説をしくれるというサービス付き♪ 本当ならこのサービスはこれからあのトロッコに乗る人々向けなのでしょうが、ホームに居るのは私も含めて写真を撮りに来た人だけ・・・・


ディーゼル機関車で引っ張る形のトロッコ列車は、この先の間藤駅では機回しができないため、ここ足尾駅が終着。普通列車を一本やり過ごした後に機関車の付け替え作業があり、その後に乗車可能になるですって。

・さっき間藤駅で追い越してきた普通列車 あかがねII

あかがね号=銅号。良くも悪くも銅の街だし、銅のための列車だった足尾線由来のわ鐵
乗客は・・・・数人。おそらくは先程のオジサンたちのみ。まぁ~観光客以外は来ないよなぁ・・・・


おっ! 機関車に押されてやったきたよ、トロッコ列車。

・前後が逆の推進運転で、トロッコ号入線し、その後に機関車の付替え

このトロッコ号が初代で、ピーク時期には常に満席御礼なので、二号として自走できるディーゼルカートロッコわっしー号が生まれたんですって。


昔は終着駅でどこでも見られた光景だったのでしょう、客車列車と機関車付け替え。まぁでも傍から見ていても手間がかかって大変だわ。

・ご案内いただいた駅員さん?車掌さん?

エンジンもモーターも付いていないので、とても静かや乗り心地。どうせならば、これに乗ってみたいなぁ。


前後の客車は国鉄払い下げですが、中間のオープンテラス(?)車は・・・・なんと元京王電鉄5000系!
なんと無残な姿に・・・・いや、立派なお姿になられたなぁ。


国道を南下。
今は一人に一台・携帯電話の時代ですが、20年前は・・・・まだ連絡手段に困る時代。

・一般道にも非常電話

道沿いに高速道路仕様の非常電話機があるのがすごい!
それだけ人里離れた場所・・・・だったのね。


そういう意味では、どこでも連絡手段が有る現在というのは、土地の有効利用にも繋がってくるのかしら?


この辺りを流すのであれば、つい立ち寄ってしまう、神戸駅
最近、毎週のように新神戸駅に通っているしね。(←関係ないじゃん!)

・わ鐵 神戸駅

前回たまたま来た時のような、鄙びた雰囲気を楽しんで・・・・


・・・・_| ̄|○

・ツアー客御一行様

先程見送った、あかがねII号に再び追いつき、そしてこの駅で行き違い。
雰囲気はちょっと違うけれど、活気のあるローカル線というのもたまには・・・・良いことにしておこう。


私のお目当ては、こっちのレストラン
実は湯西川付近で猛烈に腹が空いていた頃に、今日の昼飯はここにしようと心に決めていたのですが、距離が遠すぎるので道の駅で蕎麦を食べて時間を稼いでいたのよね。

・列車のレストラン 清流 @ 神戸駅

ここに『麦とろ定食』が有ることを私は知っている!


さぁ、麦とろ~♪  →・・・・_| ̄|○
心は奈落の底へ。

・麦とろ定食・・・・売り切れ!

麦とろがないのであれば、せめて生そばと思いきや、冷やし系の生そばは売り切れになってしまい、冷凍そば使用のものしか残っていない・・・・。それではとトンカツもダメ!
ははぁ~、先程のツアー客か・・・・(泣)


あ~ぁ・・・・トンカツにも、とろろにもありつけず、完敗


冷凍うどんかよ・・・・(舞茸天は付けたけれど。)

・舞茸天うどん @ 神戸駅レストラン清流

舞茸天も、特に揚げたてというわけではなく、山盛りで揚げ上がっていたやつを、ポイッと載せただけ。
完全なる駅そば系統の、駅うどん。まぁ、駅構内で食べているわけだから、これも駅そばに括られるなぁ


ついさっきまでの繁栄が嘘のように静まり返った神戸駅

・多分普段の、神戸駅

あぁ~、また次回に再トライだな、麦とろ。


赤城山麓の農道に戻り、結果的には非常に大回りですが赤城山を一周

・赤城南麓広域農道

駒寄PAスマートICから関越道で帰還。


すいすい~っ楽に帰ってきたと思っていたのですが、距離計を見たらびっくりの500km超え!
自分的には全然ガッツリ来ていないのだけれども、距離的にはガッツリツー。ゴールデンウィークの2,000km超えツーリングで鍛えられているのかしら?