7月14日から開始!二輪車限定"首都圏ツーリングプラン"を検討しよう

先日発表された、二輪車で高速道路が2日間乗り放題になる料金プラン。
想像通り、第一印象だと『微妙~』って感じがしますが、果たして本当のところはどうなのか?

https://…/2017/06/01/ 首都圏の高速道路が定額で2日間乗り放題になる料金割引プランを導入!?

・首都圏ツーリングプラン  NEXCO東日本サイトより引用

過去のツーリング実績と組み合わせて妄想ツーリングをしてみて、どのくらいお得なのかシミュレーションしてみましょう。


まず、発表のあった周遊ゾーンは以下の4つ。このゾーン内のバイク走行が2日間\2,500円定額になる仕組み。
なんだよ~、ゾーンが細かく別れているのかよ~、首都圏全域で定額じゃないのか・・・・

ゾーン名 含まれる区間 ゾーンイメージ
関越道
上信越道
東北道
コース

申し込み
東北道 川口JC~宇都宮IC
関越道 練馬IC~沼田IC
上信越道 藤岡JC~碓氷軽井沢IC
北関東道 高崎JC~岩舟JC
北関東道 栃木都賀JC~都賀IC
外環道 大泉JCT~草加IC
圏央道 あきる野IC~幸手IC
東北道
常磐道
コース

申し込み
東北道 川口JC~宇都宮IC
常磐道 三郷JC~日立南太田IC
北関東道 佐野田沼IC~岩舟JC
北関東道 栃木都賀JC~水戸南IC
東水戸道路 全線
東関東道 茨城空港北IC~茨城町JC
外環道 川口中央IC~三郷南IC
圏央道 白岡菖蒲IC~つくば牛久IC
東関東道
館山道
コース

申し込み
館山道 全線
京葉道路 全線
富津館山道路 全線
東関東道 湾岸市川IC~潮来IC
新空港道 全線
千葉東金道路 全線
圏央道 下総IC~大栄JC
圏央道 松尾横芝IC~木更津JC
東京湾アクアライン 全線
東京湾アクアライン連絡道 全線
東名
中央道
コース

申し込み
東名高速 東京IC~沼津IC
新東名高速 御殿場JC~長泉沼津IC
中央道 高井戸IC~韮崎IC
中部横断道 双葉JC~六郷IC
中央道 大月JC~河口湖IC
東富士五湖道路 全線
新湘南バイパス 全線
西湘バイパス 全線
小田原厚木道路 全線
圏央道 茅ヶ崎JC~八王子西IC

う~ん、文字情報だとよく分からないな・・・・と思って地図を作ってみたら、結構広いぞ!?


さっそく妄想ツーリングの始まり~
そうそう、発着場所は関越道・所沢ICを始めとする、自宅から使いやすいICで計算しています。どのゾーンも、首都高から旅をスタートする前提となっていますが、郊外在住の私には残念な感じ


せめて、どのゾーンでも、外環道・圏央道は全線内包して欲しかった・・・・(泣)

関越道・上信越道・東北道コース

上信越道で碓氷軽井沢ICから北軽井沢~嬬恋~草津~妙義山辺りを走り、伊香保ICから帰ってくるなんてツーリング案が良さそうだなぁ。


料金は、こんな感じ。(以下、表記料金は、軽自動車等

発地 着地定価ETC 1.0距離備考
関越道・所沢IC上信越道・碓氷軽井沢IC\2,760\2,150121.7km休日割引 30%
関越道・渋川伊香保関越道・所沢IC\2,290\1,830 94.0km休日割引 30%
合計\5,050\3,980215.7km 
周遊プラン適用の場合-\2,500 \1,480円お得

あれっ???? 一応普通に1日走ればお得なのね!


東北道も範囲に含まれるので、やっぱり日光とかにも行きたいなぁ。
赤城ICから赤城山麓を通り、金精道路や霧降高原に寄り、宇都宮で餃子を食べて帰還。

発地 着地定価ETC 1.0距離備考
関越道・所沢IC関越道・赤城IC\2,440\1,940101.8km休日割引 30%
日光宇都宮道・日光IC日光宇都宮道・宇都宮IC\410\41024.7kmゾーン外
東北道・鹿沼IC関越道・所沢IC\2,800\2,380113.3km休日割引 30%
合計\5,650\4,730239.8km 
周遊プラン適用の場合-\2,910 \1,820円お得

うんうん、こっちの計算でもオトクだな・・・・、ていうか、今まで高速料金をあんまり厳密に意識してツーリングしていなかったものなぁ。結構高いんだなぁ(爆)


ただ忘れてならないのは、このプランってあくまで二輪車料金枠を作るまでの場繋ぎ的な処置
料金は、普通自動車が基準で、そこから車種区分で比率で求められるのですが、二輪車が軽自動車枠と同じだというのが本来の課題。

車種区分特大車大型車中型車普通車軽自動車等
比率2.751.651.21.00.8

ここで、仮に自動二輪車=比率0.5が新設されるとすれば・・・・

\5,050円 ÷ 0.8(軽自動車等比率) ≒ \6,310円(普通自動車料金) × 0.5(仮定二輪比率) ≒ \3,150円
\5,650円 ÷ 0.8(軽自動車等比率) ≒ \7,060円(普通自動車料金) × 0.5(仮定二輪比率) ≒ \3,530円

と、本来このぐらいの値段が二輪車の通行料金となることが望ましいですね。
ETC休日割引がここからさらに30%効く(ただし、所沢周辺は大都市近郊区間のため無割引であり、その補正のため20%割引として計算する)と・・・・

\3,150円 × 0.8 (ETC割引 補正済比率) = \2,520円
\3,530円 × 0.8 (ETC割引 補正済比率) = \2,820円

・・・・おやおや、\2,500円ぐらいが本来の価格なのでしょうねぇ。
将来は、ゾーンが撤廃され、全国どこでも二輪車比率で走れるようになってほしいなぁ

東北道・常磐道コース

こちらは、発着点の所沢ICが周遊ゾーンに含まれないことが難点。このコースの場合に計算結果がどうなるのか興味深いぞ!


モデルコースは、北茨城・福島ツー。常磐道の周遊ゾーン北端まで行き、山脈を駆け抜け、最後に宇都宮餃子を食べて帰るものとしてみました。
最終到着地を、最寄りの関越道・所沢ICまで粘るか東北道・浦和ICから下道を使うかパターンがあるので、両方計算します。

発地 着地定価ETC 1.0距離備考
関越道・所沢IC外環道・川口中央IC\990\99026.1kmゾーン外
外環道・川口中央IC常磐道・日立南太田IC\3,010\2,360117.2km休日割引 30%
東北道・鹿沼IC東北道・浦和IC\2,130\1,71085.1km休日割引 30%
新見沼大橋有料道路 \100\1001.4kmゾーン外
合計\6,230\5,160229.8km 
周遊プラン適用の場合-\3,590 \1,570円お得

やはり周遊ゾーンまでの別途高速道路料金がかかってくるので、かなり高額に。


帰りに所沢ICまで高速道路を使用すると、更に高額となり、そしてお得幅も小さくなってしまいます。

発地 着地定価ETC 1.0距離備考
関越道・所沢IC外環道・川口中央IC\990\99026.1kmゾーン外
外環道・川口中央IC常磐道・日立南太田IC\3,010\2,360117.2km休日割引 30%
東北道・鹿沼IC圏央道・白岡菖蒲IC\1,710\1,30070.7km休日割引 30%
圏央道・白岡菖蒲IC関越道・所沢IC\1,250\1,25042.6kmゾーン外
合計\6,960\5,900256.6km 
周遊プラン適用の場合-\4,740 \1,160円お得

やはり無理に高速道路は使わずに、普段どおりが良いようです。

東関東道・館山道コース

こちらは、房総半島が走り放題な感じ。このコースのみ『泊まりで行ってみたい~』という魅力があるなぁ・・・・
銚子・犬吠埼とか行きたいと常々思いますが、意外と高速道路を多用しないとダメなので、今までは高速料金が気になって億劫になっていたんですよね。


犬吠埼周辺を回って日帰りするパターンと、犬吠埼から、房総半島最南端の野島崎を回ってくる泊まりパターンで算出。


日帰りパターンだとこんな感じ。おっと・・・・房総半島アクセスまでゾーン外なのと、そもそも房総半島内の高速道路が短いというのも有って、ほとんどメリット無し!

発地 着地定価ETC 1.0距離備考
関越道・所沢IC関越道・練馬IC\360\3609.4kmゾーン外
首都高・高島平B首都高・篠崎連絡\1,070\96031.2kmゾーン外
京葉道路・篠崎連絡東関道・潮来IC\1,890\1,57076.5km休日割引 30%
銚子連絡・横芝光IC銚子連絡・松尾横芝IC\150\1505.9kmゾーン外
圏央道・松尾横芝IC東関道・湾岸市川IC\1,380\1,16057.3km休日割引 30%
首都高(湾岸市川)首都高・浦和南B\1,070\1,07047.8kmゾーン外
合計\5,920\5,270228.1km 
周遊プラン適用の場合-\5,040 \230円お得


しかも、せっかくの房総半島なので、下道をたっぷり楽しんだ後の最後の帰路だけ高速を使うパターンだと・・・・ぎりぎり損しないというレベルまで、メリットが低下

発地 着地定価ETC 1.0距離備考
関越道・所沢IC関越道・練馬IC\360\3609.4kmゾーン外
首都高・高島平B首都高・篠崎連絡\1,070\96031.2kmゾーン外
京葉道路・篠崎連絡東関道・潮来IC\1,890\1,57076.5km休日割引 30%
圏央道・木更津東ICアクアライン・川崎浮島JC\2,910\95030.8km社会実験割引
首都高・川崎浮島JC首都高・浦和南B\1,070\1,07046.4kmゾーン外
合計\7,300\4910194.3km 
周遊プラン適用の場合-\4,890 \20円お得

このコースはあまりメリット無し!
逆に、成田でうなぎを食べてから、銚子に寄り・・・とか、高速道路にべったり張り付いたプランを考えないとね。

東名・中央道コース

残るはこのコース。本命・・・・なのか?


まずは伊豆半島プラン。小田厚-箱根新道で箱根峠までアプローチした後は、伊豆を満喫し、帰りは東名沼津から帰ってくる普段よく使うパターンで計算

発地 着地定価ETC 1.0距離備考
圏央道・相模原愛川IC小田厚・箱根口IC\1,120\89045.5km休日割引 30%
新東名・長泉沼津IC圏央道・相模原愛川IC\1,910\1,44079.6km休日割引 30%
合計\3,030\2,330125.1km 
周遊プラン適用の場合-\2,500 \170円損失

なんと!!損しちゃうゾ!
ただし、普段だと圏央道の料金の高さを嫌って相模原愛川ICを使っているだけで、ICまでの距離で言えば国立府中IC入間IC発着でもいい・・・・でも八王子JCがかなり町外れにあり大きく迂回する形なので、一概に高速道路が良いともいえない微妙な感じ。


あるいは、清里高原から、富士山を絡めて走るとこんな感じ。

発地 着地定価ETC 1.0距離備考
中央道・国立府中IC中央道・韮崎IC\3,080\1,780107.4km休日割引 30%
新東名・長泉沼津IC圏央道・相模原愛川IC\1,910\1,44079.6km休日割引 30%
合計\4,990\3,220187.0km 
周遊プラン適用の場合-\2,500 \720円お得

こちらもさほどメリットを感じられない・・・・


まぁ、いずれのパターンでも、1日限定の日帰りツーリングでも、ぎりぎり損しないか、ちょっと得かなぁと言う程度。
やはり全国一律の、二輪車比率0.5を実現して欲しい~!