さて、無事に愛車のバイクVFR800F(RC79)の初回点検も終わり、初期不良がないことは確認できたので、これまで数回のツーリングで不便で仕方がなかった多機能アマチュア無線機FTM-10Sの取り付けにあたり、各種検討をしましょう。
https://…/2016/06/05/ VFR800F(RC79) 初洗車&初回点検ドック入り 1,291km
基本的に、従来のVFR750F(RC36)で取り付け・運用していた方法を、そのままVFR800F(RC79)にも適用する形で考えています。
まずは、無線機本体の取り付け場所の確保。
VFR(RC46-2)では、シート下のスペースが絶望的に狭かったので心配していたのですが、VFR800F(RC79)では多少のスペースはありそう♪
・VFR800F(RC79)のシート下スペース |
ただし、一番上等な場所には、純正(といっても日本無線のOEMだけど。)のETC車載器が鎮座。今回の無線機搭載はなんとかなるとしても、対北海道ツーリング時の最強装備のAC100Vインバータの搭載時には、ETC車載器の移設とかも考えなければダメっぽい・・・・
リアのストップランプ付近には、純正車載工具の収納スペースとなっているのですが、これを撤去し、この部分に無線機を設置する作戦。
ピタッと来るねぇ~
・無線機本体をとりあえず置いてみました |
もともとの純正工具の収まりを良くするための『仕切り』みたいなのが付いていて、そのまま設置しようとするとコネクタがこれに干渉するのですが、自作のノイズフィルタ箱と親子亀作戦で設置することで高さが変わり、綺麗に設置できそう。
ということは、マジックテープを買ってきて、固定しようかな。
次に電源供給・・・・
これもまさにすぐ真横に、テールランプユニットへの電源供給コネクタが来ていて、サービスマニュアルの回路図によると、このコネクタには、10Aヒューズからダイレクトに電源とグランドが来ている!
・テールランプユニットへのカプラコネクタ |
であれば、ここから拝借かな。
ケーブルをぶった切って、圧着端子接続にするか、それともこのコネクタ間に割って入るハーネスを作って、もう少しエレガントに電源分岐させようか・・・・
・見たことがないコネクタ |
・・・・って、時代が変わっている!
RC36時代だと、どこでも非防水の110型カプラが当たり前だったのですが、RC79ではこんな風雨に晒されないところでも防水コネクタを使用しているのね。
これ、どんな仕様のコネクタなのだろう? その辺のバイク用品屋で入手できるのかしら?(どなたか、このコネクタの仕様とか型番とかご存じないかしら?)
リア周りはなんとかなりそうな気がしてきたので、今度はフロント周り。
PTTスイッチをどうやって取り付けようかしら?
VFR750F(RC36)の時は、自作ハザードスイッチボックスが有ったので、そこに取り付けていたのですが、VFR800F(RC79)ではそれがないので高さが不足しスイッチが干渉してしまう・・・・
・左ハンドルスイッチボックスにそのまま取り付けようとしても・・・・(泣) |
となれば、新しく取り付けステーを用意しなければなりませんね。
スイッチを縦方向に設置しようとすると、スイッチ自体を下方にクリアランスを取らねばならぬため、横向きで設置する方向としてみようかしら。
スイッチボックスの下部にはツメが付いていて、明らかに後から何かスイッチを増設出来るような格好になっているので、このツメに引っかかるような形状で、工作用紙を使って型取り。
・型取りしたステー形状 ツメに引っかけて固定しています |
後はこの複雑な形状を、アルミ板加工屋さんに依頼するか、はたまたホームセンターでL字ステーを探してきて、適当に接着するか・・・・
ヘッドセットとの接続を行うスイッチボックスは・・・・これもカウルにマジックテープで止めちゃうか?
全体の構成としては、なんとかなりそうな気がしてきました。