無線局開局申請

愛車のバイクVFR750F(RC36)にて、長距離走行中の暇つぶしのための"MP3プレーヤー車載&ついでに無線機も車載"作業を、ノンビリと進めています。

https://…/2007/08/11/ アンプ回路
https://…/2007/08/08/ 変換コネクタをヘルメットへ実装
https://…/2007/08/05/ スピーカー設置
https://…/2007/06/11/ 送信スイッチ
https://…/2007/06/07/ スピーカーテスト
https://…/2007/05/28/ ヘッドセットに向けて・マイク&マイクホルダー

バイクに乗りながら無線で会話というのは、実は過去にも実施したことがあります
しかしその当時はそんなにこだわったシステムではなく、タンクバッグの中に無線機を忍ばせ乾電池で運用し、スピーカーは市販の音楽用小型ヘッドフォンを使用していました。
当然取り扱いは煩雑で、一日前から電池を充電して準備する必要がありました。いつの間にかその煩雑さを嫌って無線運用をしないようになっていました。


したがって今回は『できるだけ快適に』実装するのです。その都度バイクに用意する仮設置方式ではなく、バイクに常設固定してしまうのです。


おっと…無線局免許がとっくの昔に失効していました!
知らない人のために説明すると、無線局の免許の考え方は"公共の電波という資源を使用する"ため、公共交通の安全を守る自動車の免許システムと概念は一緒なんです。

1.無線従事者免許

まずは使用者に対して、原則使用禁止の電波放射行為に対する一定の知識や技能を有していると認めた人に対して与えられる『無線従事者免許』です。
これは、バイクの運転操作をするためには『自動二輪運転免許』が必要なのと一緒です。

・第四級アマチュア無線技士免許 ・第一級陸上特殊無線技術士免許

ちなみに、無線従事者免許は一度取得すると永年有効です。

2.無線局免許

続いて、無線設備そのものが技術基準に適合しているかの検査を受け、その証しとして与えられる『無線局免許』です。
放射する電波の質が免許されたものに準じていない場合は、他の無線局に混信等の迷惑をかけてしまう事になります。
バイクでいえば"いくら運転者の技量が一流でも、ブレーキライトが点灯しないバイクに乗っていたのであれば他人に迷惑をかけてしまう"ため、バイク自体が保安基準に適合しているかを検査し、その証しとして自動車検査証が与えられるのと一緒です。

バイクの場合は、その個体を識別するために車輛番号(ナンバープレートの番号)が付与されますが、無線局の場合は識別符号(コールサイン)が付与されます。


いろいろ書きましたが、無線局を運用するのには免許が必要なので申請したのでした~。
申請用紙一式¥840を購入し、申請手数料として¥4,300円の収入印紙を貼り付けて提出なのです。高い~!!!

https://…/2007/08/22/ 無線アンテナ設置準備
https://…/2007/10/08/ 無線局免許状が届く