ブログの更新環境史・前編

いつも御覧頂きましてありがとうございます。

なんて堅苦しい挨拶で始まりましたが、一応毎日書き込むようにしています。(最近は手抜きで数日分を一気に書き込む反則をしますが…)
日記は文書だけよりは写真や図があった方がイメージを伝えやすいのですが、このブログ『はてなダイアリー』は写真は一日一枚に制限されています。

当初は一日の文書が短くそれでも十分だったのですが、だんだん文書が盛り沢山になると一日一枚では辛くなってきます。(でもこういった制限には賛成です。この制限のために文書で相手に伝える努力をしますし…)


そん時は発想の転換です。確かに一日一枚ですが、時間軸の制限はどこにも存在していないのです。
そうです。1000年1月1日から2000年頃までは自分のブログが存在しないので、ここに写真を置く事で365日×1000年=365,000枚、事実上無制限になるのです。(はてなダイアリーガイドでも過去日記として紹介されています。)


私もこの機能をフルに使用して日記を書いているのですが、写真が多い日はアップロードが面倒なんです。
ここ数日の日記は写真の量も多くカッタルさに拍車がかかります。


そこで、送信環境の移り変わりを御紹介してみますね。最近はかなり楽になりましたからね。

携帯メールの時代

数年前、地球に住むたーさまは、プログを始めるのです。
そしてブログネタの写真はもっぱら携帯電話のカメラで撮影するようになります。何時でもどこでも持ち歩いている携帯カメラの威力を発揮するところです。
携帯電話のメモリーに貯めておいて、その日の日記にふさわしいものをパソコン(で使っている)メールアドレス宛てに送信する作業を黙々と行っていたのです。

・携帯電話で画像撮影

この方式は欠点ばかりが目立ちます。

  • パソコンに転送するのに金がかかる
  • 転送する時間もかかる(1画像に1分以上!!)

わざわざパソコンに転送するのは、画像編集ソフト『アドビ フォトショップ』上にて画像サイズを150px×150pxに整形しシャープフィルタをかける為です。コレをしないとはてなダイアリー側で強制的に長辺を150pxに縮小されて画像が霞んでしまうのです。

それでも、何とかやっていけた時代でした。

SDカード時代

なんと自分のパソコンにSDカードドライブが付いているではないですか!!
実はパソコン購入当初は『何に使うんだコレ(?)』状態でしたが、携帯電話にもオマケで付いてきたSDカードがあるでありませんか!


早速旧人類のたーさまは、携帯電話にSDカード差し込み画像データをセーブして…それをパソコンに差すと…フロッピーディスクと同じ様に使えることが判明しました。新人類時代の到来です。
旧時代の欠点が全て解消されてしまいました。


ただし、撮影したのを次から次へとパソコンに転送するのではなく、携帯電話メモリーに画像を貯めておきました。
私は通勤や出張時の移動時間に携帯電話でネタを書く人なので、、その一覧を見ながら記事を書き、使用後に消す作業をしています。
しかし、どう考えても撮影するペースのほうが速く、なかなかネタとして消化しないので、携帯電話の画像メモリー約400枚はすぐにいっぱいになってしまうのです。


大量画像時代の到来

やがて大量の画像データが貯まってくると困難が待ち受けていました。

・全く判りません

パソコン上で見えるファイル名は数字だけなのでそれがどんな画像かがわからないのです。そこで…

  • パソコンに転送された画像ファイルを開き中身を確認してファイル名を日本語に書き換える作戦は最初の一日は良いのですが、SDカード上には元のファイル名で残っているために、次の日にSDカードからまた同じファイルが転換されてしまい、ファイルの数を多くするだけです。
  • SDカードの転送速度もなかなか遅く、100ファイルを越えると待っていられません。全ファイルの転送ではなく、エクスプローラーでファイルを更新日付順にソートしてここ数日の更新分のみを転換するようにして、転送時間を稼ぎます。
  • 使いたいファイルを探す時は更新日付からだいたいのアタリを付けて、10ファイル程をフォトショップにドラッグ&ドロップして探します。見つかれば切り抜きとフィルタ加工をしてからセーブします。
  • 人間の脳みそで日付管理している最新の過去日記を表示して、『編集』『日付を一日進める』『書き込み』(一日進んだ新しい過去日記の)『編集』『添付する写真を指定』『書き込み』とし、過去日記上に画像を登録すると共に、その日付を本来の日記の記事中に書き込みます。

というような作業を黙々と行っているのです。
とにかく面倒なのですが、コレを毎日続けるしか手がありませんでした。


やがてたーさまは、日々の面倒の積み重ねから解放されるために、アイデアを搾り出すのでした。


つづく。
次回予告:
バックアップソフト活用による自動転送処理
画像管理ソフト導入による新文明時代
シナリオを描く~画像管理ソフトの応用
お楽しみにね。

https://…/2007/01/06/ ブログの更新環境史・中編